1-11 一斉送信の際はＢＣＣで
相互リンクをして下さった方に、移転や閉鎖をした事を一斉に報告する事もあるかと思います。 しかし自分が相手のメールアドレスを知っていると云っても、相手の方は（自分の相互リンク者と全てお知り合い）とは限りません。 サイト関連の連絡事項でメールを利用する際は、ぜひとも 「BCC」 を利用される事をお勧め致します。
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1-11-1 宛先の種類（ＣＣとＢＣＣの違い）
以下、全て Outlook Express 6 に関する情報です。
- 宛先 （TO）
- to は「～～へ」、「～～に」という意味の英単語です。通常、一人に対してメールを送信したい際に利用する機能の事です。（でも実際は複数のメールアドレスを含める事が出来ます）
- CC
-
Carbon Copy の略でカーボンコピーと読みます。「TO」で指定した宛先以外にも、コピーのメールとして相手にお知らせしたい場合に利用致します。
「CC」で送ったメールは自分が誰に送信したのか、全て相手に判るようになっております。
例 ：
食事の待ち合わせに遅れそうなので、その旨を連絡したい場合差出人 --- マスオ
宛先（TO） --- サザエ
CC --- カツオ、ワカメこの場合、サザエさんは旦那様（マスオさん）から自分宛にメールが届き、同じ内容のメールがカツオ君とワカメちゃんにも送られた事が判ります。 （カツオ君とワカメちゃんも、姉さん［サザエ］宛に同じメールが来た事が判るので、互いに出先から待ち合わせ場所に移動していたとしても、 家族間で何度もメールや電話のやり取りをする手間が省けます）
- BCC
-
Blind Carbon Copy の略で、ブラインド・カーボンコピーと読みます。
「TO」で指定した宛先以外にも、コピーのメールとして相手にお知らせしたい場合に利用致しますが、
「CC」と違うのは、「BCC」に指定して送信されたアドレスは、「TO」や「CC」に指定した人には判りません。
誰に送信したのか知られたくない場合に利用して下さい。
例 ：
出版会社から新年会のお知らせを各作家さんに連絡したい場合差出人 --- ○○出版会社
BCC --- 夏目漱石、芥川龍之介、谷崎潤一郎、太宰治宛先（TO）で一件ずつ送信するのがベストなのですが、 数が多い場合は現実的ではないケースも出て来ます（そのような場合に「BCC」をご利用下さい）。 もしこれを間違えて「CC」で出した場合、各作家さん達に交流がある場合は良いですが、 そうでない場合は面識の無い方のメールアドレスを互いに手に入れる事になります。
メールアドレスは立派な個人情報です。 宣伝をしたい企業や迷惑投稿をする方にとっては、アドレスを金銭で売買する対象にすらなっております。 個人情報の漏洩を防ぐ意味合いでも、「BCC」を利用する事をお勧め致します。（メールで年賀状を出す際もこの機能をご利用下さい）
1-11-2 ＢＣＣで送信する方法
Outlook Express 6 での設定方法です。
- メールソフトを起動し、「メールの作成」ボタンをクリックして下さい
上記のようなメッセージ作成画面が出て来たかと思います。
- 次に、この「メッセージ作成」の「表示（V）」をクリックし、
表示された項目の「すべてのヘッダー（A）」を選択して下さい。
- 「BCC」欄が表示されました。
これでＯＫです。
あとは本文にメッセージを作成した後に、アドレス帳に登録している任意の方に送信する際に、 間違えず「BCC」を利用すれば、受け取った方は誰に同じメールが送信されたのか判りません。