9-4 CSSにおける長さの単位

要素の余白を決める際や、線の長さ等を設定する時に使用する単位です。この単位には 『絶対サイズ』 と 『相対サイズ』 の二つあり、それぞれ数値と合わせて使用致します。

【 絶対サイズ 】
mm (ミリメートル)
1mm は 0.1cm と同じ意味になります。
cm (センチメートル)
1cm は 10mm と同じ意味になります。
in (インチ)
1in は 2.54cm と同じ意味になります。
pt (ポイント)
72pt は 1in と同じ意味になります。
pc (パイカ)
1pc は 12pt と同じ意味になります。
【 相対サイズ 】
em (エム)
基準となる文字の高さ(英字の「M」)を 1 とした物です。
ex (エックス)
基準となる小文字の「x」の高さを 1 とした物です。
px (ピクセル)
画面(ディスプレイ)の 1ドット が 1px に相当致します。
% (パーセント)
基準となる範囲の割合を百分率で表示致します。

個人的に 『絶対サイズ』 でよく見かけたのは「pt(ポイント)」が一番多いです。『相対サイズ』 では(ex以外は)どれもまんべんなく見かけましたが、 文字のサイズを絶対サイズで固定してしまうと、訪問者側で文字の大きさを見やすく変更したいのに出来ないという事態になる為に、 出来るだけ相対サイズで指定する事が望ましいようです。(相対サイズでも一部のブラウザでバグがあるので、「%」で指定する事をお勧め致します)。

9-4-1 書き方

<head> ~ </head> 内に記述して下さい。

<style type="text/css">
<!--
h1 {
margin: 5px ; /* マージン(余白)の設定 */
} -->
</style>

[ 関連事項 : HP-TIPS > CSS > 外部スタイルシートの記述方法 ]