4-13-10a 回り込みの設定
文章や画像を左右に回り込ませる方法です。floatプロパティを利用致します。
- float : left ;
- 対象を左に寄せて配置し、後に続く属性を右側に回り込ませます。
- float : right ;
- 対象を右に寄せて配置し、後に続く属性を左側に回り込ませます。
- float : none ;
- 初期値です。(対象をフロート[回り込み]させません)
文字の位置を設定(左寄せ・右寄せ等)するのはtext-alignプロパティ で説明しております。
[ 関連事項 : HP-TIPS > CSS > スタイルシートの書式 ]
4-13-10-1 具体例 (float)
画像を左寄せし、文章を右側に流れ込ませる方法です。(class属性も併用致します)
CSS
<head> ~ </head> 内に記述して下さい。<!--
.image {
float: left; /* 対象を左寄せ */
}
-->
</style>
[ 関連事項 : HP-TIPS > CSS > 外部スタイルシートの記述方法 ]
[ 関連事項 : HP-TIPS > CSS > classとは ]
HTML
<body> ~ </body> 内に記述して下さい。<img src="no-image.gif" width="110" height="160" alt="NO-IMAGEアイコン" class="image">
画像に「float: left;(対象を左寄せ指定)」しておりますので、文章は画像の右側に流れ込みます。「left」を「right」に変更すると、今度は画像が右寄せされ文章は左に回り込みます。
</p>
<p>
画像が大きい場合、次に指定した段落の文字も右側に流れ込みます。これを解除する為には、「clear」プロパティを利用致します。(詳しくは次の項目をご覧下さいませ)
</p>
表示結果
画像に「float: left;(対象を左寄せ指定)」しておりますので、文章は画像の右側に流れ込みます。「left」を「right」に変更すると、今度は画像が右寄せされ文章は左に回り込みます。
画像が大きい場合、次に指定した段落の文字も右側に流れ込みます。これを解除する為には、「clear」プロパティを利用致します。(詳しくは次の項目をご覧下さいませ)
CSS部分では .クラス名 { float: 値; } と書き込み、
(※ 黒い点「.」はピリオドです)
HTML部分で class="" とclass(クラス)名を指定すればOKです。『値』には「leftかright、none」を指定して下さい。(今回の見本のクラス名は「image」になります)
[ 関連事項 : FAQ(よくある質問) > 画像が表示されません ]
4-13-10b 回り込みの解除
文章や画像の回り込みを解除する方法です。clearプロパティを利用致します。(class属性も併用致します)
- clear : left ;
- 左寄せされた要素に対して回り込みを解除致します。
- clear : right ;
- 右寄せされた要素対にして回り込みを解除致します。
- clear : both ;
- 左寄せ、右寄せされた要素全てに対して回り込みを解除致します。(いわゆる<br clear="all">に相当致します。但しこの書き方はCSSでの代替えが進められている項目です。「clear : both ; 」の方をお使い下さい)。
- clear : none ;
- 初期値です。(対象の回り込みを解除致しません)
[ 関連事項 : HP-TIPS > CSS > スタイルシートの書式 ]
4-13-10-2 具体例 (clear)
CSS
<head> ~ </head> 内に記述して下さい。<!--
.clear {
clear: both; /* 両端の回り込みを解除する */
}
-->
</style>
[ 関連事項 : HP-TIPS > CSS > 外部スタイルシートの記述方法 ]
[ 関連事項 : HP-TIPS > CSS > classとは ]
HTML
<body> ~ </body> 内に記述して下さい。<img src="no-image.gif" width="110" height="160" alt="NO-IMAGEアイコン" class="image">
画像に「float: left;(対象を左寄せ指定)」しておりますので、文章は画像の右側に流れ込みます。「left」を「right」に変更すると、今度は画像が右寄せされ文章は左に回り込みます。
</p>
<p class="clear">
この段落には「clear: both;(両端の回り込みを解除)」を指定しておりますので、画像の下に文章が表示されます
</p>
表示結果
画像に「float: left;(対象を左寄せ指定)」しておりますので、文章は画像の右側に流れ込みます。「left」を「right」に変更すると、今度は画像が右寄せされ文章は左に回り込みます。
この段落には「clear: both;(両端の回り込みを解除)」を指定しておりますので、画像の下に文章が表示されます
CSS部分では .クラス名 { clear: 値; } と書き込み、
(※ 黒い点「.」はピリオドです)
HTML部分で class="" とclass(クラス)名を指定すればOKです。『値』には「leftかright、both、none」を指定して下さい。(今回の見本のクラス名は「image」と「clear」になります)
その他、特定のセレクタ(例:「body」、「p」等)に複数のプロパティ(「color」、「font-size」等)を設定する見本は 『4-9 見出しを修飾する』 をご覧下さい。
[ 関連事項 : HP-TIPS > HPの作り方 > 用語集 > セレクタ ]
[ 関連事項 : HP-TIPS > HPの作り方 > 用語集 > プロパティ ]