1-7 文章構造を意識して書く
HTMLファイルは「BODY要素」の中に好きなように文章や画像を入れる事で出来上がって行きますが、 ただ書いただけではお経のように凄く読みにくい文字群になってなってしまいますよね(^^;。
サイトを見やすくする為のタグが幾つかありますので、ぜひとも利用してみて下さい。
1-7-1 見やすいサイトとは
- 文章の始めに「見出し」をつける(タグは<h1><h2> 等)
長い文章を書く場合は大見出し、中見出し、小見出しなどを利用し、章ごとに見出しを使い分けると訪問者の方も理解しやすくなります。音声ブラウザでもこの部分はキチンと判り易く提示されるそうなので、ぜひともご利用下さいませ。 -
段落を利用する。(タグは<p>)
長めの文章は内容が一区切りつくごとに段落で分けると、見易さが増します。 -
段落内での改行は<br>を使用します。
<br>を多量に使用して「段落」の代わりに利用される方もいらっしゃいますが、段落用のタグがHTMLでは用意されているので、そちらをご利用下さい。 - 箇条書きをする時はリスト用のタグを利用する。
<ul> <li> (順序の無いリスト)
<ol> <li> (順序のあるリスト[リストの前に数字が付きます]) - データの展示はテーブルタグを利用する。(<table><tr><td>)
ページのレイアウトの為にテーブルタグを利用される方も中にはいらっしゃいますが、タグ本来の使い方から見ると正しい使い方ではありません。(テーブルタグを使用する場合、出来るだけ本来の役割で利用して下さいね)
作成された文章は上記のタグ等を利用してページを作成して行くと、サイト内をメンテナンスする際に非常に楽になりますし、またCSSを利用する際も簡単な指定だけでデザイン性に優れたページを作ることが出来ます。(この事を少し難しく云うとページを 『マークアップ』 して行くと呼びます)